郡山市で逆流性食道炎ならかげやま鍼灸整骨院まで

逆流性食道炎とは、なんらかの理由で胃の内容物が食道に逆流することにより内容物と一緒に逆流した胃酸によって食道に炎症が起きることを言います。胃酸の逆流は健常者でも起きることがある現象ですが、その場合は逆流の時間が短いため体に異常をきたすことはありません。食道の粘膜は胃酸に対抗できる強さを持ち合わせていないため、逆流の時間が長ければ長いほど炎症が強くなっていきます。

症状として初期に見られるのは胃酸が逆流することによる胸やけや胃のもたれ感・不快感などがあります。そこから状態が進行していくと、飲み込む時にしみるような痛みや胸の痛みを感じるようになります。また、症状がなくとも検査などで炎症が発見されることもあります。

逆流性食道炎は、食道と胃の繋ぎ目で食べ物や胃液が胃から逆流しないように食道を閉める働きを持つ下部食道括約筋という筋肉の機能が落ち込むことで起こると言われています。下部食道括約筋は食べ物を飲み込むタイミング以外はギュッと閉まっているためその機能に不具合が出ると常に胃と食道の間の行き来が可能になります。

本来であれば存在しない場所に胃液が存在することや胃の内容物をすぐに食道に戻せないということが食道に炎症を起こす原因になりますが、その他の原因として食生活や生活習慣によっても起こる可能性があると言われています。また、糖尿病によって自律神経や唾液の分泌が正常に働かないようになると発症しやすくなり、糖尿病を持病とする方はそうでない方の2倍以上の割合で逆流性食道炎を発症する可能性があるとも言われています。

胃酸の逆流が長期的に持続すると炎症も長期化し、それによって食道の粘膜の細胞が違った組織の細胞に変化するバレット食道という状態が見られます。バレット食道自体がなにかしらの症状を引き起こすという訳ではありませんが、バレット食道の組織は食道がんができる可能性が高いと言われているため気をつける必要があります。

・胃酸の分泌を抑えた食生活を心がける

食生活の面では、消化が良くお腹にやさしいものが基本となります。また、調理方法は煮る・蒸す・茹でるなどの油を使わない調理方法が良いでしょう。

・逆流が起きやすくなる生活習慣をやめる

生活習慣の面では、食後すぐに横になる人や喫煙・腹部を締め付ける服装などは逆流を助長することに繋がるため避けることをおすすめします。

・リラックスできる時間を作り出す

ゆっくり過ごす時間は自律神経の働きを落ち着かせます。自律神経が正常に働くことができれば胃腸の負担を減らすことに繋がります。

郡山市かげやま鍼灸接骨院で行なっている施術

生活習慣や食生活の見直しなどと並行する形で、郡山市かげやま鍼灸接骨院では逆流性食道炎の施術において鍼灸治療を推奨しています。胃腸などの消化管の働きを支配しているのは自律神経であり、逆流性食道炎にも自律神経の影響は大きいと言われています。郡山市かげやま鍼灸接骨院では胃腸が正常に働くことができるように局所や全身のツボを用いて治療を行なっていきます。

また、腹圧が高すぎると腹部内臓に負担がかかるため腹部にもアプローチを行います。このように東洋医学と西洋医学の2つの観点からのアプローチで改善を狙います。

逆流性食道炎は現代社会において増加傾向にあります。リラックス方法の１つとして、また治療の１つとして鍼灸治療はいかがですか？郡山市かげやま鍼灸接骨院ではいつでもご相談お待ちしております。