郡山市で寝違えならかげやま鍼灸整骨院まで

日常生活の中でたくさんの方のお悩みとして出てきやすい症状のひとつが「寝違え」です。「首の痛み」のページでもお話ししてきましたが、頭自体の重さは体重の１０％ほどと言われています。体重が５０キロ程の方であればおよそ５キロであると予想されます。首はさまざまな姿勢を取りながらも常に５キロほどの球体を支え続けているのです。それは寝ている時も変わりません。

そのため寝違えが起こる過程には寝ている時の姿勢はもちろんその他にも寝る前までの偏った姿勢での日常生活などが大きく関わっているとされています。

寝違えの正式名称は「急性疼痛性頚部拘縮」といい、長い時間不自然な姿勢で居ることで頭を支える筋肉に負担がかかり、筋肉や靱帯などに急性的な炎症が起こることで痛みや可動域（全ての方向を含めて関節を動かすことのできる範囲のこと）に制限などの症状が出るものを言います。スマホやテレビを長時間見続けた後に首を動かすと痛みを感じたなんて経験をしたことがある方は多いのではないでしょうか。

それ以外にもストレスによって寝違えが起こることもあります。人間は、精神的なストレスが続くと全身の筋肉や筋膜の緊張が強くなってしまいます。それによって身体自体が緊張している状態になってしまい、可動域が制限されることで発症するケースも多いと言われています。

寝違え自体の痛みは、基本的に安静にすることで徐々に落ち着いてくると言われています。しかし、勝手に治るのを待っている間痛みのある首を庇うような形で周りにある他の筋肉に大きな負担がかかります。そうすることでまた新たな疼痛部位が生み出されることもあるかもしれません。そういった負のループのような現象を止めるためにも寝違えの早期治療はとても重要と言われています。

寝違えの痛みが強い時期は炎症が起こっていると考えられます。そのタイミングで無理して首を動かしたり、痛みのある部分をグリグリとマッサージしたりすると逆に炎症が強くなり症状が悪化してしまう可能性があります。そのためご自宅で過ごす際は無理のない範囲での動きを繰り返し、徐々に動ける範囲を広げていくことが重要になります。

痛みが強くてどうしようもない時はアイシングといって保冷剤や氷嚢などで痛みのある部分を冷やすのも良いでしょう。ただこれは炎症が強い時期のみ推奨されています。炎症は２〜３日で治ると言われていますのでその時期を過ぎたものは逆にしっかり温めて循環を良くするのがおすすめです。

お風呂でゆっくり浴槽に浸かったり、ホットタオルなどで温めるのも良いですね。そうして痛みがある部位の血流が改善されていくと動きも痛みにも変化が出てきます。個人差があるので一概にこうなります！とは言えないため施術を受けることが一番ですが、どうしても施術を受けに行く時間や余裕がないという方はぜひ試してみてください。

郡山市かげやま鍼灸接骨院では寝違えの施術に当院オリジナルの筋膜経絡整体を用いていきます。筋肉を包んでいる膜である筋膜と経穴（ツボ）の流れ（経絡）は似た走行を辿ると言われています。そのため硬さや痛みのあるツボは筋膜が硬くなっている部分と重なっていることが多いため、触診した結果に応じたツボを刺激することで経絡の滞った流れと硬くなっていた筋膜の両者に一度でアプローチしていくことができます。

また、整体マッサージのみでは取り切れなかった痛みや動きの制限には超音波やハイボルトを用います。

寝違えなどの急性症状の時は痛めた部分を直接マッサージすると症状を悪化させてしまう可能性があるため避けた方が良いでしょう。おかしいなと思ったそのタイミングが治療のタイミングです。

また、日頃の肩こりを改善することで寝違えの発生を防ぐこともできます。私たちと一緒に治療⇄再発予防をしていきましょう！

郡山市かげやま鍼灸接骨院にいつでもご連絡ください。